対話型ファシリテーション講座

SOMNEED:特定非営利活動法人ソムニード

印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |


ソムニードは岐阜県高山市に本部を置く、民間の国際協力NGOです。私たちは、途上国の農村やスラムなど、貧困層の生活自立のための自助努力を支援すること、および、それらの活動を通して日本に住む自分たちの生活を見直すことを目的としています。
TopSOMNEEDlogo2010.jpg

対話型ファシリテーション講座

DSC04889.JPG講 師:中田豊一(手前左) (特活)ソムニード共同代表

東京・大阪・神戸で好評を博した講座が今回、名古屋と京都で初開催!

◆「対話型ファシリテーション講座」基礎講座の概要◆
(1)コミュニケーションの基本としての対話術

(2)関係作りの手法

(3)参加型ワークショップの勘所

(4)ファシリテーションの組み立て

◆特 徴◆                                       
その1)覚えてすぐに使えるシンプルな手法!  その2)様々なワークショップにも対応!
その3)著作権フリー!

DSC_0308.JPGP10104121.jpgP1060383_org.jpgRRN 015b.jpg

市民活動の現場で、同僚や学生とのやり取りの中で、こんな迷いを抱いたことはないでしょうか?

「どのような質問から入り、対話をどこへ運んでいけばいいのか?」
「援助者として、協力者として、教育者として相手の前に立った時、何をどう話せばいいのか?」
「こちらから『導いて』よいのか、相手から『学ぶ』べきなのか?」

対話型ファシリテーションとは、
問題解決のためのグループ作業を側面から支援する実践的な技法として、国際協力の現場で開発したものです。
シンプルな対話を通して当事者主体の学びと気づき、さらには行動変化を促します。

基礎講座では、理論と実践のつなぎ目を徹底的に検証しながら、繰り返し練習し、手法を自分のものにしていきます。

国際協力分野はもちろん、福祉、教育、地域活動などさまざまな公益活動に携わる方をはじめ、
実践的なコミュニケーションとファシリテーションの手法を求める、すべての方にお薦めします。

◆「対話型ファシリテーション講座」基礎講座の概要

1.講座の内容

1.コミュニケーションの基本としての対話術
 ワークショップなどのグループワークであれ、会議であれ、相談であれ、すべての基本は対人コミュニケーションであり、その中心は、1対1の対話術です。この講座では、対話術、とりわけ質疑応答の技法の習得に最も力を入れます。これまでとは一味違った対話の世界が開けること、請け合いです。

2.関係作りの手法
 社会的な活動を行う際、最も重要なことは、関係者、とりわけ私たちが教えたり手助けしたり、あるいはいっしょに活動したりする相手との関係作りです。互いの尊厳を高めあいながら、厳しい現実に向かい合うために必要な心構えおよび技法の習得を目指します。

3.参加型ワークショップの勘所
 ワークショップを始めとする参加型グループワークの進め方の基本を、
具体的なワークを通して学びます。すぐに使える効果的なツールも伝授します。

4.ファシリテーションの組み立て
 ファシリテーションが成功するためには、個々のツールや技法もさることながら、
全体の組み立てが最大の鍵となります。課題の全体像が見えない中で、いかにして活動を組み立て、流れを作っていくか、実践的な方法論を手ほどきします。

2.特徴

1.覚えて使えるシンプルな手法
ファシリテーションの基本原則とコツをシンプルな形にメッセージ化したものを中心に紹介。
理論-技法-実践(経験)のサイク ルを意識しながら反復練習することで、それらが覚えて使えるように全体を組み立ててあります。

学んだことを日常生活や仕事で練習するための画期的な訓練方法を、講座の中で伝授します。
たった数回の講義でも、確実に役立つのはそのためです。
マニュアル片手でなければ使えないような複雑で長ったらしいものは現場では役立ちません。

2.ワークショップにも対応
参加型開発と教育/研修のためのツールも扱うことで、ワークショップのファシリテーションにも対応。

3.著作権フリー
講義内容であろうとツールであろうと、紹介したものは原則すべて参加者各自が自由に活用できます。

3.講座の構成

 1)ファシリテーションとは何か
  ①ファシリテーションはなぜ必要か:因果関係分析の罠
  ②セルフエスティームとファシリテーション
 2)目からうろこの対話術
  ① 人間の現実を構成する3要素、それに対応する3種の質問
  ② 「事実をして語らしめる」対話術を習得する
 3)覚えて使うための日常訓練
  ① 場面に応じたファシリテーションのタイプ
  ② 場数をこなす、体で覚える⇒参加者同士で練習
 4)グループワークの手法
  ① グループワークのツールの紹介
 5)ファシリテーションの組み立て方
  ①仮説を立てることの大切さ
  ②導入から落としどころへ向けて

*なお、参加者の関心や進行の具合によって、上記の構成は変わることがあります。

基礎講座(京都)

日 時:2011年7月31日(日)9:00から17:00
会 場:ウィングス京都(〒604-8147 京都市中京区東洞院通六角下る御射山町262)
受講料:15,000円

◆ フォローアップ講座(京都)

今までの基礎講座を受講した方へのフォローアップ講座です。
任意参加ですが、最低一度は参加されることを強くお薦めします。

日時・会場:未定
受講料:各回3,000円

基礎講座(名古屋)

日 時:2011年8月6日(土)10:00から18:30
会 場:JICAなごや地球ひろば(〒453-0872 名古屋市中村区平池町4丁目60-7)
受講料:16,000円

◆ フォローアップ講座(名古屋)

今までの基礎講座を受講した方へのフォローアップ講座です。
任意参加ですが、最低一度は参加されることを強くお薦めします。

日時・会場:未定
受講料:各回4,000円

*名古屋コースは講師の交通費などの経費の都合上、京都コースより各回1000円高くなっています。何とぞご了解ください。

参加資格

特になし。ただし、参加者同士による対話の練習を行うので、それに積極的に応じられることが必要。
テキスト:随時配布。内容は「途上国の人々との話し方~国際協力メタファシリテーションの手法」に準拠するので事前にお読みいただくことをお薦めします。

申込み方法:申し込みフォームに必要情報をご記入のうえ、送信してください。
定 員:10名(定員に達し次第申し込みを締め切ります)

お問い合わせ先

特定非営利活動法人ソムニード 関西準備室
Eメール:w.miyashita@somneed.org(海外事業部/関西準備室:宮下)
電 話:0577-33-4097(高山事務所:上清水)

「対話型ファシリテーション講座」とは

-オールマイティなファシリテーションを目指して-

 ファシリテーションは、問題解決のためのグループ作業を側面から支援するためのソフトウエアの一種で、ワークショップや研修などで使用するための技法を指すことが一般的です。とはいえ、実際のソーシャルワークの現場は不規則で不定形なもので、ワークショップなどの整った場を設定できることは稀です。職場での会議や打合せ、顧客や患者、学生などとのやり取りも事情は同じです。そんな中、ソムニード共同代表の和田信明・中田豊一は、国際協力の現場で使える実践的なファシリテーション手法の開発に長年努め、2010年10月には、その成果を新著「途上国の人々との話し方~国際協力メタファシリテーションの手法~」LinkIconという形で世に出しました。

 同書では、「援助者として、協力者として、教育者として、相手の前に立った時、何をどう話せばいいのか?どのような質問から入り、対話をどこへ運んでいけばいいのか?『聞く』べきか、『語る』べきか?こちらから『導いて』よいのか、相手から『学ぶ』べきなのか?」など、最も重要でありながらこれまでほとんど語られてこなかった問いへの答えを、途上国での開発援助の現場を主な舞台に、体系的かつ具体的な手法として示しました。

 それが、私たちが「メタファシリテーション」と名づけた対話型ファシリテーションの手法です。この手法は、シンプルな対話を通して当事者主体の学びと気づき、さらには行動変化を促すという点で、ファシリテーションの真髄を体現したものと自負しています。

「対話型ファシリテーション講座」の特徴

-寄せ集めではない首尾一貫した方法論に基づく、完全にオリジナルなコースです-

  講座の中身は、講師の中田が、この道の達人や名人とされる諸先輩のお手伝いをしたりいっしょに活動する中で、学んだり盗んだりしたファシリテーションやコンサルテーションの極意を独自に体系化し手法化したもので主に構成されています。

 講座では、人間科学に基づいて、理論と実践のつなぎ目を徹底的に検証しながら、繰り返し練習することで、手法を自分のものにしていきます。

 当講座は、従来の「講座のための講座」とは、特に次の点が違います。
 
‐日常訓練の方法を伝授;日常の活動の中で、ワークショップなどのファシリテーターを行う機会に恵まれることは稀です。そこで、この講座では、学んだことを日常生活や仕事で練習するための訓練方法を、講義と演習を通して伝授します。丸1日の講義だけで、確実に役立つのはそのためです。公的な活動にとどまらず、家族や職場の同僚などとの日常的なコミュニケーションにおいても役立つことは、これまでの参加者の経験からも実証済みです。

‐実践的で柔軟な組み立て:参加者の状況や要望に合せて進行を変えます。参加者の個別の課題を取り扱うなど、実践的、現実的であることを最優先して進めて行きます。

‐フォローアップメニュー:受講者には、都合のよい時間を選びながら学習し続けられるフォローアップ(経験の共有と分析、Q&A、講師からのアドバイスなど)の場を提供します。「国際協力」、「グループワーク」など個別のテーマに特化した特別コースも開講していきます。

P10104121.jpg◆講師プロフィール
中田 豊一(なかたとよかず

* 1956年、愛媛県生れ。留学先のフランスでのカンボジア難民との出会いをきっかけに、国際的なボランティア活動に入る。1982年、東京大学文学部卒。

* イエズス会社会司牧センター職員、アジア学院農場ボランティアなどを経て、1986年~1989年、シャプラニール=市民による海外協力の会ダッカ駐在員としてバングラデシュで活動。

* 1993年まで同会東京事務局スタッフ。1994年12月、妻の実家のある兵庫県尼崎市に転居し、直後の翌年1月17日、阪神淡路大震災に遭う。そのまま神戸で、阪神大震災地元NGO救援連絡会議事務局長代行として救援活動に従事。

* 同年5月から、1998年3月まで(社)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン事務局長。

*1988年4月、シンクタンクNGO、参加型開発研究所(Institute of Participatory Development)開設。以後、フリーランスの国際協力コンサルタントとして活動。

*2004年2月から、JICA派遣専門家(Expert of community development)として家族とともにラオスに滞在。2006年2月7日、任期終了帰国。
★この間、多くの研修講師、ワークショップファシリテーター、調査などを手がける。

* 非常勤の役員として、
NPO法人シャプラニール市民による海外協力の会代表理事
NPO法人市民活動センター神戸理事長
NPO法人ソムニード代表理事(共同代表)
などを務める。

<著書>
「人間性未来論・・・原型共同体で築きなおす社会(竹林館 2007年11月)」
「ボランティア未来論」コモンズ、2000年(2001年度自費出版文化賞研究評論部門賞受賞)
「ボランティア学を学ぶ人のために」(共著)世界思想社 1999年
「援助原論・開発ボランティアが現場で考えた」学陽書房 1994年
など多数。